ヒアリング・カウンセリングマニュアル

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カウンセリング添削事例(コメント)

既存のコンサル生さんのカウンセリング録音の添削まとめです

【全体に共通するポイント】

1. 開始時の声かけに注意

  • 「では問診を始めますね」よりも
     →「まずお話をお聞かせいただけたらと思います」など、柔らかく自然な導入を。
  • 緊張している相手に「始めますね」と言うと、かしこまりすぎて距離が縮まりにくい。

2. オウム返しの意識

  • 相手の言葉をそのまま返すことで「ちゃんと聞いてくれてる感」が伝わる。
     例:「嫁が~」→「奥様が~ですね」
       「背中が痛くて」→「あ、背中なんですね」
  • 共感だけでなく、安心感・信頼構築にも有効。

3. 笑顔と相づちのバランス

  • 録音から笑顔の量は見えないけれど、声のトーンや反応が少ないと「冷たい印象」になりがち。
  • こちらの緊張が相手にも伝わるので、リラックスして微笑みを。

4. 雑談ネタ・共感のタイミングを逃さない

  • 例:「長距離運転が多くて~」→「えっ!何時間くらい運転されたんですか?それは大変ですね💦」
  • 小さな共感が関係性のベースに。話題があったら、1歩踏み込んでリアクション。

5. 共感+オウム返しで感情に寄り添う

  • 例:「注射打って…」→「あ~注射もされたんですね💦」
  • 一言添えるだけで「寄り添われている感」が倍増する。

6.エピソードにはオーバーリアクションを

  • 車と衝突したなどの大きな出来事にはリアクション大きめで。
     →「えっ!それは大変でしたね!」など。

7. 最初に主導権を握る

  • 長くなると、相手がどんどん話を展開しすぎて混乱しやすい。
  • 最初に明るめのテンションで「じゃあ、今日はこんな感じで順番にお伺いしていきますね!」とリード。

8. 話が飛びがちな方には「整理のサポート」

  • 話がまとまりづらいときは、項目立てが有効。
     例:「じゃあ、どこの部位が一番つらいか、どのくらい前からか、どんな動きがつらいか、って感じで順番に教えてくださいね」
  • 紙に書きながら整理してあげるのも◎。

9. 付き添いの家族がいる場合の配慮

  • 本人ばかりに聞くと話が散りやすい。家族にも時々パスを回すと情報が整理されやすくなる。

10. 抽象的な質問は避け、具体的に聞く

  • 「痛くなってからのお気持ちは?」→抽象的すぎて答えにくい。
  • 「昔できてたのに、今できなくなったことありますか?」と聞くと、結果的に感情も引き出せる。

11. 不安の引き出し方にひと工夫を

  • 「不安ありますか?」では漠然としすぎる。
  • 例:「将来的な不安とか、日常生活で困りそうなことってありますか?」のように、少し具体性を持たせると答えやすい。

12. 無理に言葉を引き出そうとしない

  • 話を広げすぎると、相手も自分も疲弊。
  • 言葉を「掘り下げる」より「寄り添って整理する」意識を。

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